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ACE杯グランドチャンピオン決定戦がおわりました!後編

ACE杯グランドチャンピオン決定戦がおわりました!

 

去る3月28日(日)、赤坂の麻雀HOLIC様にて、第1期ACE杯グランドチャンピオン決定戦(以下「GC大会」)が開催されました。今回は決勝戦の模様を、レポートでお伝えします。

 

激戦となった予選を勝ち上がったファイナリストの4名を紹介します。

斉藤圭介p(最高位戦日本プロ麻雀協会所属)
ACE杯第1節で準優勝。準決勝進出2回。
ACE杯で見せる対局中の寡黙で重厚な雰囲気とは裏腹に、対局が終わると柔らかい表情で感想戦を行う姿がいつも印象的。
急がず焦らず、チャンスを見極めた「ここ一番」での高打点が魅力。
決勝でも大きなアガリを見せ、ぶっちぎりの優勝を飾れるか。
金原正雄さん(一般)
ACE杯第4節で優勝。2節・3節にも出場。
ポリシーは「一日一倍満」。どんなルールでも破壊力満点のアガリを見せ、予選から破竹の6連勝で文句なしの優勝を飾った第4節では、四暗刻単騎のおまけつき。
カープファンということで、勝負カラーの赤いネクタイで優勝を目指す。
龍次さん(一般)
ACE杯第3節の3位。ACE杯は皆勤賞。
麻雀歴は2年と浅いが、状況を冷静に判断し、バランスの取れた押し引きはプロも舌を巻く戦いっぷり。様々な麻雀大会に参加しており、勝っても負けても心から楽しむ、根っからの麻雀好き。
決勝卓も楽しんで勝つことができるか注目。
中村和幸p(RMU)
ACE杯第2節の4位。3節・4節にも出場。
堅い守りが目立つが、勢いがあると見るや、チャンスを一度掴んだら離さない勝負勘は天下一品。団体内でも350対局で「16戦連続ラス無し」や「連帯率52%」など、安定感は抜群。
熟練が見据えるのは、ただ一人しかいない初代王者の栄冠だ。

 

決勝戦は起家から斉藤p、龍次さん、金原さん、中村pの順でスタート。

予選でのポイントはリセットされるため、単純にトップを取った者が優勝。

誰もが先手を取りたい中、開局から大物手の予感を見せたのが金原さん。

 

配牌で索子が10枚。好形だったため面前で進めたかったが、龍次さんのリーチを受けて、仕掛けて応戦。

そこに割って入ったのが親番の斉藤p。

 

 

ダブ東を暗刻にし、龍次さんのリーチにそっとドラを打つ。

三者の手がぶつかったが、決勝卓最初のアガリを射止めたのは龍次さん。

 

 

裏ドラこそ乗らないが、アガって親番を迎えられたのは、精神的にも大きなリードとなっているはず。

發・ダブ東と、軽快に仕掛けて二の矢を放とうとする龍次さんを止めたのが金原さん。

 

 

たかが1,000点、されど1,000点。高打点が持ち味の金原さんが、安い仕掛けで龍次さんの親番を流す。

今度は金原さんが親番で主導権を掴みたかったが、再び龍次さんにアガリが生まれる。

 

 

金原さんから3200点を直撃。アガリは出るも決定打にならず、つば競り合いが続く小場の展開。

ここまで沈黙を貫いてきた中村pが親番を迎える。

500オール→1300オールと着実に加点していき、迎えた2本場。

 

 

中村pにダブ東が重なるが、イーシャンテンに受けず索子切りを選択。

この時の斉藤pの手牌はこのようになっていた。

 

 

素直に手を進めると、斉藤pのホンイツが実っていた可能性が高い。

この後、中村pはテンパイまで漕ぎつけるも、斉藤pのキー牌を握ったままオリを選択。

最後は金原さんが七対子をツモ。

 

 

4人の点棒は大きく動くことなく、このまま一進一退の攻防が続くかと思われたが、

金原さんのリーチが今後の展開に風雲急を告げることとなった。

 

やや重ための配牌を丁寧に進め、最後はドラを重ねて先制。そこに立ちはだかったのが親番の斉藤p。

 

 

こちらもドラを引いて18,000点確定のリーチに打って出る。

先に当たり牌を掴んだのは龍次さん。

 

 

ここを勝負所と見たか、自身のアガリに賭け、歯を食いしばって二筒を押すも…

 

 

金原さんのリーチへ放銃となり、5200点のアガリ。

東場とは逆に、放銃で親番を迎えた龍次さん。ここで巻き返しを図りたいが…

 

 

またもや金原さんと斉藤pのリーチに挟まれる。しかし龍次さんもドラ2枚の勝負手。

 

 

五索から切り出すと、その後は急所の牌を引き込んであれよあれよという間にテンパイ。

12,000点確定のリーチ!この後、斉藤pの放銃となり、三つ巴の様相へと変化する。

続く1本場、先手を取ったと感じたか、やはり前に出てきたのは金原さん。

 

 

ここに戦いを挑むのは、またもやドラ2枚使いの龍次さん。カンチャンが埋まってリーチ!

 

 

高打点の叩き合いとなったこの局、軍配が上がったのは金原さん。

 

 

満貫ツモで再びトップ目に立つ。

もうひとアガリしてセーフティリードが欲しい中、中村pが場の主導権を握るべくリーチに出る。

 

 

決勝戦はずっとガマンを貫いた中村p。少しでも良い形で親番に繋ぎたい。

中村pのリーチを受け、役なしから回し打ち、一気通貫をテンパイの金原さんは、最終手番でオリを選択。

一方、フリテンながら、粘り強く回し打ってテンパイに漕ぎつけたのは龍次さん。

 

 

中村pも龍次さん、そして金原さんにも価値ある流局。決勝戦は熱を帯びたままオーラスを迎えた。

 

☆全員の優勝条件☆

斉藤p  金原さんに役満直撃または役満ツモ

龍次さん 1000・2000ツモまたは5200点以上の出アガリ

金原さん アガれば優勝

中村p  まず連荘

 

全員が祈りながら開いた手牌。ガマンが実ったか、中村pは先手が取れそうな牌姿。

 

 

龍次さんはドラのない手牌。三色やイーペーコーを絡めていくような手組みとなるか。

 

 

現在トップ目の金原さん。この牌姿は、すぐに勝負が決してしまうのか…?

 

 

そして、役満の必要な斉藤p。

 

 

なんとこの手牌が、ほとんどムダヅモなく、ここまで育つ。

 

 

まさかまさか、役満和了での大逆転の可能性が浮上!モニターで観戦中の会場も一気に色めき立つ。

そんな中、先制リーチを打ったのが親番の中村p。

 

 

アガリも欲しいが、まずは次局に繋ぎたい。少しでも場が長引けば…といったその同巡。

 

 

金原さんが親の現物を打っての平和テンパイ。そこに当たり牌を引いたのは、役満に向かう斉藤p。

国士無双に加えて、四暗刻の可能性も見て暗刻で残していた九筒が、金原さんに放銃となる。

 

 

 

このアガリをもって、金原さんが栄えある第1期ACE杯の王者となりました。

金原正雄さん、本当におめでとうございます!

 

 

第4位 斉藤圭介p(最高位戦)

「終始キツい展開でした。もう一度勉強して、また出直してきます!」

第3位 中村和幸p(RMU)

「予選3回戦でアガリ過ぎてしまいました(笑)。決勝卓は本当に楽しかったです!」

準優勝 龍次さん(一般)

「とにかく楽しかった、の一言です。正直出来すぎだと思いますが、心から楽しんで打てました。」

優 勝 金原正雄さん(一般)

「本当にツイてました。色んなルールで良い成績が残せるよう、これからも頑張っていきます!」

 

 

以上をもちまして、第1期ACE杯は終了となりました。

初めての試みで手探りな部分も多かったですが、

ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。

この場を借りまして、麻雀事業部の社員一同、心より御礼申し上げます。